電気温水器(貯湯型)の エネルギー消費


1 放熱損失
 お湯として保温しているので、一日中 湯の利用に係らず 外気に熱を放出している
温水器メーカーは 一時間当たりの温度低下は 0.5度/時間程度で 僅かであると表示しているが
 おおむね外気が20℃程度を想定している物と思われるが、24時間で12度低下するので 370Lのお湯で5.2kwh毎日大気に放出しているのである。 これをお金に換算すると 深夜電力で6円/KWHでも 31円毎日無駄にしている。

対策
湯量が足りなくならない程度の低い炊き上げ温度に設定する。(外気温との温度差に比例して減少する)
電熱材を多くする。(断熱材の厚みを2倍にすれば 損失は 1/2になる)

2 圧力損失
 水道からの圧力は普通 2kg/cm2以上であるが、温水器(低圧タイプ)は1kg/cm2以下にわざわざ落として利用している。
最近 法令の改定より 高圧タイプで1.5kg/cm2程度の利用が出来る物もでてきたが、いずれにせよ直圧式(ガス瞬間湯沸しタイプ)と比較して湯の出が悪いのはいただけない。 水道局は電気でポンプを運転して圧力を維持しているのだが これを捨てている事になるのである。

対策
ボイラー技師免許を取得し、タンクを高圧容器に変更する < ほぼ不可能
       そういえば ボイラー技師 取得していたような

3 安全弁からの放出損失

 水は温度変化ともに膨張する。したがって 貯湯タンクの中で毎日 冷たい水で満タンになり 加熱され膨れたお湯は、水道に戻る事は許されず 安全弁(逃がし弁)より 排水されてしまうのである。しかも水でなくお湯がである。 20℃から85℃まで加熱したとき 水の膨張係数は0.00018 であるから 0.00018*(85-20)=0.0117 >1.2%程度膨れ上がり 370Lにて 4.4Lの湯が毎日排水口に捨てられている事になる。 たかが4.4Lであるが 月に137L (風呂桶 一杯弱)廃棄されている。 電気代と水道代合わせると100円/月程度か?

対策
湯量が足りなくならない程度の低い炊き上げ温度に設定する。(外気温との温度差に比例して減少する)


最近のマイコン付き温水器は自動的に炊き上げ温度を管理しているようであるが、人間の行動読み取れるほど(湯の使う量)賢くはなさそうだ。



これらの問題を解決する方法としては 別個 蓄電温水器 の基本構造にて改善可能である。