商用発電に向けての 試算

1 仮定 (能力) 
設置環境   河川 水深1m 平均流速 2m/s(緩やかな流れ)
発電形式   芋虫型 チューブ径 φ500mm フィン高さ250mm (外形 φ1000mm) 長さ3000mm 
 (軸流形式にて 出力 (W) = 1/2xρx cp x n x a x v3 プロペラ風車型と同等としてこれを仮にを当てはめる)
ρ=比重 1000 Cp = 風車効率 0.2  n = 動力効率 0.7 a = 受風面積 0.78 v =風速 2
 動力は 単純に 500*0.2*0.7*0.78*23 =436.8w (少な目の見積もり 実際には長さ分の附加があるがここでは考えない)

この芋虫型螺旋チューブを3個直列に接続して 発電機を回転させると 
発電量は W=436*3*.95=1242W  約1.2kw
実現可能な 発電量として 単位発電量1.2Kw とする

2 設備費
a 芋虫チューブ 原料は自動車タイヤと同等と仮定 幅200のタイヤを3000として15本分 タイヤ1本1万円として 原料費15万円
  加工費の附加料金として倍付け(非常にいいかげんでスミマセン) 芋虫1本30万円
b 発電機 1.2-3kw 増速ギヤ付きとして 15万円 (チョット高め)
c 伝導ワイヤー  太目のステンレスワイヤー 20m程度  5万円
d 運搬  軽トラック1台 1日 1万円
e 据付 一人工 3万円
f メンテナンス 月 1回の巡回 及び 緊急時対処 年10万円
g 設備寿命 10年以上 (自動車のタイヤは10年以上の耐久性がある)

以上の仮定にて設置時30*3+15+5+1+3=114万円
10年で償却するとして 年間設備コストは 114÷10+10=22.4万円/年

3 経済性
 年間発電量は 1.2kw*24時間*360日(5日間は大雨) で10368kwh/年
家庭用電気料金 1kwhは20円として 20万700円   効率など低めの試算なので十分ペイできるのではないだろうか

川の流れが3m/sとすると 33/23=27/8=3.3倍にもなり 5年で元が取れる計算となる
(ちなみに1.5m/s 以下は 水遊び可能だそうで 2m/s日本の河川の平均流速だそうである)

結論として 上記試算の効率は2倍は可能であり 製造費も量産価格となれば 半分ぐらいになると思われる
そうなれば 川の流速1.5m/sで有っても 十分に商用に適応すると考えられる

この方式で発電可能な河川は日本の至るとろろに散見され 全量にて相当の発電電力をまかなえると推測される。
耐応年数にても、回転体を折りたたみ 工場に持ち帰って補修も楽に出来るので 20-30年位は有るかもしれない。
また、もし事故がおきて 回転体が流れたとしても 大きな二次災害につながる危険性も小さいといえる。

一級河川で有れば 橋の裏に発電機を設置して 横に十台程度並列運転すれば 10Kw程度の発電が可能で通常民家10件分程度の電力が補える計算である。

また 巨大な風力発電機の建設費 kw設備コストが10万円以上で稼働率20%程度、この方法では稼働率ほぼ100%なので、
芋虫を多少量産すれば 設備のkw単価が同等以下で 稼働率を考えると 約1/5となる。 しかも街中でも設置可能であるため送電ロスもない
景観に与える影響も小さく、騒音は全くない。
ただ 難点は河川の利用設置の許可(構造物に当たらなければ問題ないかもしれないが)である。