MPPS 応用接続例 現存設備にMPPS回路を附加して取り付ける例です。
最近 マイクロインバータと言う呼び方でして一般化の兆しです。



連係太陽電池パネル
 一般的な屋根の上にパネルを設置して、電力を売電しているものに、MPPSをパネル毎に取り付けます。
利点は
1 パネルの一部が日陰などにより発電量が落ちても全体の発電量に影響しない。
2 制御ボックスからのパネルは全て並列接続なので、パネルの一部が故障しても発電する
3 パネル単体で増設(壁面、傾斜の違う屋根など)自在に出来る。
4 内蔵MPPTのミスマッチングによる発電電力の低下が無くなる。
5 内蔵MPPTの応答遅れ(1〜2秒)が無くなり、その分の発電量が増える。
6 内蔵MPPTの制御脈動が無くなり、同制御系が不要となる。
※制御ボックス内のMPPTは不要となります



独立太陽電池パネル
 太陽電池からバッテリーに充電して利用するものには、パネル毎にMPPSを取り付けます。
利点は
1 元々MPPTがないので、太陽電池の効率が上昇する。
2 バッテリーの電圧選定が自由である。(MPPSの昇圧能力は入力2Vで出力は50V程度まで上がります)
3 発電していないときはバッテリーを全く消耗しない(バッテリーの電圧検出も不要)
(大電流で充電する能力が有る場合は、過充電保護が必要です。)

小型太陽電池(自動車バッテリー等)
ソーラーバッテリー補充電器(市販品など)にMPPSを介してバッテリーに繋ぐものです。
常に最大効率で充電するので、実充電出力が上がります。(平均すると1.5-2倍程度は可能と思われます)
充電量を2倍にするために同じものを買い足すよりコストが低くくなる。



携帯太陽電池(携帯電話ーノートパソコン
小型の太陽電池で低い電圧から充電するに必要な電圧まで確保できます。
蛍光灯などの微弱発電時にも対応し、単セル(0.1V以上)の入力でも5Vの出力を確保出来ます。
(1.5V以下の入力の場合制御電源を出力(バッテリー)より供給するので放電仕切った時は起動不能になります)

携帯電話の5Vからノートパソコンの16-24V程度全てカバーできます。
(ノートパソコンに充電するにはそれなりの大きさの太陽電池の大きさが必要です)



連係風力発電
 中小型の風力発電で電力を売電しているもので、発電機からの出力を直流で取り出しているものにMPPSを取り付ける。
効果
1 ピッチコントールが無くても風力発電機の特性による最大効率点で発電が可能となる。
2 微風より有効電力を取り出せる。
3 連係インバーターに必要な電圧まで昇圧できる。(別個昇圧インバーターは不要となりコストは同等以下になる)
4 発電電流の脈動が有ってもMPPSは最大電力点をキープできる。


独立型風力発電
小型の風力発電機でバッテリーに充電して利用しているもの
効果は前記連係型と同じで、バッテリー電圧を選ばないので、鉛バッテリー以外のNiMH Lithiumなどにも充電することが出来る。


携帯型風力発電
超小型風力発電機で発電電圧が上がらなくてもMPPSで携帯電話程度の充電が可能になる。
まるでオバカ発電のように取られがちであるが、登山、海難時などライフラインの確保になることもある。

マイクロ水力発電
昔ながらの水車に発電機を取り付けた場合でも、風力と同様にMPPSは有効である。
水力の場合、出力がほぼ安定しているので、バッテリーに一時充電しなくとも、照明等にそのまま利用できる。
同様に波力発電、潮汐発電なども同様に利用可能である。特には波力は変動が大きいので特に有効であると思われる。



電気自動車 電動アシスト自転車  電動車椅子
 電気仕掛けで動く乗り物は全て加速と減速を行うので、減速時のエネルギーを発電して充電するものである。
一般的には回生電力と呼ばれているもので電車や高級電気自動車?には装備されていて省エネの基本である。
 これらの技術は難しいと思われがちだが、ブレーキによって発生する低電圧大電流を高電圧にしてバッテリまたは送電線に送るだけで実現できる。
MPPSはブレーキ時のモーターの発電力を効率よく昇圧してバッテリーに充電することが可能であり、回生電力の回路を持たない安物?の電気自動車等に
配線変更のレベルで実装することが出来る。また、最大電力点では機器の持つ最大ブレーキ力を発生するので電磁ブレーキの性能もアップすることになる。



自転車型健康器具?  ベルトランナー
人間の継続出来る発電能力は100W程度らしい、すなわち自転車型の発電機を必死で漕いで100Wの白熱ランプ一個分
ノートパソコンの消費電力程度は賄える。

燃料電池 熱電発電
各種発電機(内燃機関でも)は最大効率点が必ず存在するので、今話題の燃料電池も、将来話題になるかもしれない熱電発電にも
貢献するものと思われる。
燃料電池用に太陽電池用のMPPTを研究している所もあるようなので、これから実験してみる価値はありそうだ。

サブメニューに戻る