完全ゴミバッテリー復活テスト  (電池補充電型 DSB-004 at 4.8V)   2009/5/5追加データ

捨ててあった小型バッテリー中国製(提供者曰く、性能が悪いと評判のもの) MX12023  12V 2.3AH

初期開放電圧ほぼ0V 内部抵抗 18V充電電圧時 ほぼ0A     完全に通常の機器では充電は不可能な状態であった。
サルフェーションによる完全閉塞である。
この状態では自己の電力は全くないのでDSCでは全く用を為さないし、如何なる充電器でも充電は不可能である。

このバッテリー端子に電池補充電型 DSB-004にて回復させてみた。
初期3日ほどDSB-004に2.4V入力にて 1mA程度のパルス電流にて16V程度の充電電圧で有ったため、充電は不可能と思ったが
ダメもとで3日ほど放置していたところ12V程度まで下がってきたので、僅かな期待で入力電圧を4.8Vに上げてデータを取った。


上記グラフの縦軸は端子電圧、横軸は時間(日+時間)で2009/4/8〜20209/5/3の時間軸である。
上段青の線はパルス充電電圧、下段黄色の線(途中から)は開放電圧をプロットしたものである。

途中充電電圧が落ち込んでいるところがあるが、これはNIMH充電池が放電しきったために出来た谷である。

このグラフから解ることは、充電電圧が徐々に下がり(内部抵抗が低くなり)、それに伴い開放電圧が徐々に高く(充電)していることが解る。

充電電圧と開放電圧の差が1V以内になってきたので、定電流充電してみたところ約17Vにて0.05A充電電流が流れたので、
そのまま充電していると12時間後には0.1Aまで流れるようになった。
翌日再度充電開始すると、0.2Aから12時間後0.4Aまで充電が可能となり、開放電圧も13Vとなる。
さらに翌日解放電つ12.5Vに落ちつているので、50Wランプを点灯して約10分点灯できた(定格容量の1/3程度か)
その後再充電開始すると1.38Vにて0.4A(電圧制御時)の充電電流が遅れなく流れ、現在普通に充電可能に再生できた。2009/5/5現在
この後は、自己充放電回路DSC-003にてほぼ定格容量まで回復は可能であろうと推測する。

結果 完全に充電出来ないバッテリーでも電極の損傷が無い限りは再生は可能である。(まだ検体は1であるが)
また、微少電流にての再生であるので時間が掛かるが、最適値を捜せば時間短縮も可能であろうと思われる。


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